「均等加重」とは
指数に含まれるすべての銘柄を同じ比率で持つ作り方です。企業の規模に応じて比率を決める時価総額加重とは、正反対の考え方になります。
📌 投資判断のポイント
指数の全銘柄を同じ比率で持つ作り方で、大型株への集中が消える代わりに、比率を保つための売買が定期的に必要になります。時価総額加重型よりコストが高くなりやすい点に注意が要ります。
詳しい仕組み・意味
500銘柄の指数であれば、1銘柄あたり0.2パーセントずつを均等に持ちます。時価総額加重では上位のごく一部の大型株が指数の動きを支配しますが、均等加重ではその集中が消え、中小型の銘柄が全体に与える影響が相対的に大きくなります。
ただし維持には手間がかかります。値上がりした銘柄の比率は放っておくと上がるため、元の均等な状態に戻す売買を定期的に行う必要があります。この回転率の高さは売買コストとして運用成績に効き、信託報酬も時価総額加重型より高くなる傾向があります。
具体例・注意点
同じ500社を対象にしても、時価総額加重と均等加重では値動きが別物になります。均等加重は結果として小型株や割安株に傾く性質を持つため、その傾向が有利に働く局面と不利に働く局面があります。どちらが優れているという話ではなく、比率の決め方が違えば別の指数だと理解してください。
関連用語
時価総額が大きい企業ほど組入比率が高くなるインデックスの標準方式。市場全体の姿を映し売買が不要なため低コストを実現する。反面、値上がり銘柄ほど比率が自動で高まり、S&P500でも少数の大型株に値動きが左右される点は把握しておきたい。
スマートベータは特定の投資要因をルール化した指数運用。市場平均と違う値動きを狙う。
実際に市場で売買されうる株式の割合です。比率が低い銘柄は少ない売買で価格が動きやすく、売りたいときに売りにくくなります。
株価指数を設計し算出する会社で、採用銘柄や国の分類、比率の決め方といったルールを定めています。指数連動型ファンドの中身は実質的にこのルールで決まります。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。