「複利」とは
一言でいうと
「利益が利益を生む」雪だるま式の仕組み。元本だけでなく発生した利益も再投資することで、長期間で資産が指数関数的に増える。長期投資の最強の味方。
詳しい仕組み・意味
複利(Compound Interest)とは、利息(リターン)を元本に組み込み、次の期間の計算基礎とする仕組み。「単利」との違いが核心で、単利は元本だけに利息がつき続けるのに対し、複利は「元本+これまでの利息」に対して利息が発生する。長期になるほど差は指数関数的に拡大する。100万円を年利5%で運用した場合:単利20年後=200万円 / 複利20年後=約265万円 / 複利30年後=約432万円。「72の法則」を使えば複利の力を即算できる。72÷年利率≒資産が2倍になる年数(例:年利6%なら約12年で2倍)。
具体例・注意点
毎月3万円を年平均7%で30年間積立した場合、投資元本1,080万円に対して最終評価額は約3,700万円前後(複利効果分:約2,600万円)。「早く始めるほど有利」の格言はこのためで、30歳と40歳では同じ月額積立でも老後資産に数千万円の差が生じうる。注意点:複利の効果は「再投資」が前提。配当金を使ってしまったり、利益が出るたびに解約したりすると複利の恩恵を受けられない。インデックスファンドの「配当再投資型(累積型)」を選ぶことが複利最大化の基本。
📐 計算式・数値の目安
複利終値 = 元本 × (1 + 年利率)^年数 | 72の法則: 2倍になる年数 ≈ 72 ÷ 年利率(%)
超重要用語 — 投資家の必修単語
「複利は世界第8の不思議だ」——アインシュタインの言葉とされる。早く始めるほど、時間があなたの代わりに働き続ける。これが長期投資の最強の武器だ。
図解・チャートで理解する
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