二重課税調整

資産運用
よみ:にじゅうかぜいちょうせい
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 資産形成を始める ★★ 標準

「二重課税調整」とは

外国の資産に投資する投資信託などの分配金について、外国で引かれた税と日本の税が重ならないように調整する仕組みです。

📌 投資判断のポイント

外国資産に投資する投資信託などの分配金について、外国で源泉徴収された税を日本の税から差し引く調整。2020年1月1日以後に支払われる分配金から、支払いの段階で行われる。

詳しい仕組み・意味

外国株式や外国債券を組み入れた投資信託が受け取る配当や利子には、その国の税があらかじめ源泉徴収されています。そのあと投資家が受け取る分配金には日本でも所得税と住民税がかかるため、調整をしないと同じ収益に二重に課税されることになります。2020年1月1日以後に支払われる分配金からは、この外国所得税の相当額を日本の源泉徴収税額から差し引く調整が、支払いの段階で行われるようになりました。税制上は分配時調整外国税相当額控除と呼ばれます。対象は公募の投資信託やETFのほか、上場株式の配当や投資法人の分配金などです。

具体例・注意点

この調整は分配金を支払う段階で行われるため、投資家が自分で確定申告をしなくても効果があります。ただし調整されるのは分配金として支払われた部分に対応する外国所得税で、ファンドの内部で再投資され分配されなかった部分は対象になりません。分配金を出さない方針の投資信託では、この調整は働きません。確定申告で控除を受ける場合は、申告書に所定の明細を添付します。

関連用語

資産運用 の他の用語

🏷 関連タグ

税金 投資信託 分配金

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る