満期(マチュリティ)

債券・金利

よみ:まんきじつ

「満期(マチュリティ)」とは

一言でいうと

債券の元本が返ってくる「期限」。

詳しい仕組み・意味

maturityとは、債券の元本が投資家に返済される日、またはその期限までの期間を指す。日本語では「満期」と呼ばれる。債券は、ただ利息を受け取るだけの金融商品ではなく、「いつ元本が返ってくるか」が最初から決められている点が大きな特徴である。

たとえば、5年満期の債券なら、発行から5年後に元本が返還される。10年満期なら10年後だ。保有中にはcouponを受け取り、最後のmaturityで元本が戻ってくる。この流れを理解すると、債券投資の基本構造がかなりはっきり見えてくる。

maturityが重要なのは、受け取るお金のタイミングと金利リスクの大きさに関係するからだ。一般に、maturityが長い債券ほど金利変動の影響を受けやすい。なぜなら、将来受け取る固定的な利息や元本の価値が、金利の変化によって大きく揺れやすくなるためだ。

たとえば、同じcouponでも、2年満期の債券より10年満期の債券のほうが、金利上昇時に価格が下がりやすい。つまり、maturityは単に「いつ終わるか」ではなく、「どれくらい価格変動しやすいか」にもつながっている。

また、government-bondでは「2年債」「10年債」など、maturityの長さ自体が市場分析で重要な意味を持つ。corporate-bondでも同様で、満期が長いほど不確実性は増えやすい。初心者にとっては、「債券は満期まで持てば元本が戻ることが多いが、途中で売ると価格は変わる」という理解が非常に大切になる。

具体例・注意点

たとえば、100万円で5年満期の債券を買い、couponを毎年受け取りながら5年後まで保有すれば、満期時に元本100万円が返ってくる。これがmaturityの基本イメージである。

ただし、途中で売却する場合は話が変わる。市場金利が上がっていれば、その債券の価格は下がっている可能性がある。つまり、「満期まで持つ」のか「途中で売る」のかで、投資結果は変わりうる。

また、満期が長い債券ほど安心と感じる人もいるが、それは正しくない。長いmaturityは安定収入の見通しを与える一方で、価格変動や将来の不確実性も大きくする。

投資とのつながり
maturityは、債券のリスクと資金計画を考えるうえでの基本条件である。
couponとbond-yieldだけでなく、「いつお金が戻るか」を合わせて見ることで、債券の性格を立体的に理解できる。

注意:よくある誤解
満期があるから安全、と考えがちだが、途中売却時の価格変動リスクは別に存在する。
maturityは安心材料であると同時に、金利リスクの大きさを示す手がかりでもある。

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