「アクティブシェア」とは
一言でいうと
ファンドの保有銘柄構成がベンチマーク(インデックス)とどれだけ異なるかを0〜100%で示す指標。アクティブ運用の「本気度」を測る簡便な基準として普及している。
詳しい仕組み・意味
アクティブシェア =(ファンドとベンチマークの保有比率差の絶対値の合計)÷ 2 で計算される。100%ならベンチマークと全く異なる(フルアクティブ)、0%なら完全にインデックスと同じ(インデックスファンド)を意味する。アクティブシェアが60%以下の「クローゼットインデクサー(偽アクティブファンド)」は、アクティブ手数料を取りながら実質インデックス運用という問題が指摘される。高いアクティブシェアが必ずしも高いリターンを保証するわけではなく、高い集中リスクも伴う。
具体例・注意点
ハーバード大学の研究(Cremers & Petajisto 2009)でアクティブシェアの高いファンドがベンチマークを上回る傾向を示した。ただしアクティブシェアが高くても運用者のスキルが低ければ意味がないため、IRや長期実績と組み合わせて判断する。新興国・小型株などインデックス構成が分散した市場では自然とアクティブシェアが上がりやすい点も理解しておきたい。
アクティブシェアが低いにもかかわらず高い手数料を取るファンドは「クローゼット・インデクサー(擬似インデックスファンド)」と呼ばれ、コスト対効果が低い。ただしアクティブシェアが高ければ必ず良いわけではなく、高アクティブシェア+高スキル(IR)の組み合わせが最も評価される。
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